愛知 新日鉄住金の製鉄所で火災 けが人なし

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１７日昼ごろ、愛知県東海市にある新日鉄住金の名古屋製鉄所で、火事があり、消防が消火活動を行っています。

東海市消防本部によりますと、今のところけが人の情報は入っていないということです。

１７日正午すぎ、愛知県東海市にある新日鉄住金の名古屋製鉄所でコークスを燃やす炉の付近から火が出ました。

東海市消防本部のほか工場の自主消防組織が出て消火活動を行っていますが、依然、火は収まっていないということです。

東海市消防本部は、記者会見で、「今のところけが人の情報は入っていない」と述べました。

警察などによりますと、製鉄所では、１７日昼前に停電があったということで、製鉄所の関係者は、電源の供給が止まって冷却装置が動かなくなり、その後、火が出たと、説明しているということです。

警察と消防は詳しい状況を調べています。

新日鉄住金名古屋製鉄所とは
新日鉄住金名古屋製鉄所は昭和３３年に設立され、年間の粗鋼生産量は６４０万トン余りで、新日鉄住金の製鉄所の中では４番目の規模です。

鉄鉱石を溶かして鋼材の材料を作る「高炉」が２基あり、鋼材の材料から製品までを一貫して作ることができる主要な製鉄所の１つです。

従業員はおよそ３０００人で、国内の主な大手自動車メーカーに対して自動車用の鋼板などを製造しています。

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